米のとぎ汁◎ゾウリムシ
暑いね。
発熱したかのような日本列島。
今年の夏は暑すぎます。
で、北の大地といえども暑さは酷く、湿度が低いから過ごしやすいと言うのは恒温動物くらいのものですよ。
グリーンウォーターなんて黄色くなる始末。
クロレラ買ったってもたない。
で、今までクロレラで育ててきたゾウリムシ。
基本にかえって、米のとぎ汁で育ててみました。
臭くないし、増えまくるし、最高です。
米のとぎ汁で失敗したよ?って人、水道水つかいませんでしたか?
水道水には塩素が添加されていますが、夏場水温が上がると添加量を増やします。
同じく雨が降った後も増やします。
なんでかと言うと、飲み水に微生物を増やさないため。
しかも、水道水の塩素添加量って割に適当で、委託業者によって違うんです。
これ、上水道で働いていた父親情報です。
だから地域差が生じたりする。
でも、目的は微生物を増やさない事。
そりゃあゾウリムシ増えませんよ。
微生物ですもの。
え?汲み置きの水を使った?
いやいや、お米洗うのに汲み置きの水使ったんですか?
無理ですよね。
炊くのに浄水器の水やミネラルウォーターを使ってる人ならいけますけど、お米洗うのに使ってる人は少数派かもしれません。
塩素の入ったとぎ汁を餌にするって、食いつきが良いからと殺鼠剤を餌にしてるようなものです。
毒の量が少なければ、毒に耐えたヤツが増える事が出来るって言う。
で、我が家のゾウリムシ米のとぎ汁バージョン。
1・炊飯する分のお米を計量します。生活が優先されなきゃ続きませんよ。
2・計ったお米の中からひと握りをミネラルウォーターですすいだ新品のプラカップに入れます。アクアリウムで使うもの洗剤で洗いますか?調理用ボウルなんかは洗剤使って洗ってますよね?
3・ミネラルウォーターか一度沸騰させて冷ました水道水を2のプラカップに注いで、使い捨てスプーンでグルグル。割り箸を使うと消毒剤が溶け出して泣けます。国産のなら大丈夫……かも。
4・水が良い感じに白くなったら、とぎ汁だけタレビンにつめて冷蔵庫へ。お米は最初に計った残りのお米と一緒に洗って炊飯。ゾウリムシと言えど、食品へのコンタミは避けましょう。
5・8割くらいの水量の入ったペットボトルにゾウリムシの種水とコーヒーフィルターで濾したとぎ汁を入れます。とぎ汁がどれくらいの濃さかなんてわからないので、スポーツドリンクくらいの色が良いと思います。
6・あとは暗くて風通しの良い涼しい場所に蓋を開けて置いておきます。んで1日数回蓋を閉めてシェイク。このやり方だと臭くならないので我が家は玄関に置いてあります。
7・ゾウリムシが増えたか確認するには、シェイク前に強めのライトをあてると上の方にたむろしているので見つけやすいです。増えてくると蚊柱みたいに縦長に群れていたりします。とぎ汁を濾しているのでカスがない分見やすいです。強めのライトなんてないという人はスマホのライトを使いましょう。見やすいです。
この方法で増やせますが、増えない場合は要注意。
お米の残留農薬が多すぎる場合です。
普通程度の農薬が使われた市販のお米なら大丈夫でしたが……そんなお米なら食べるのも心配になるので、ある意味目安になって良いかも。
ただね、このやり方も面倒かも。
って訳で、次に実家に行った時に米ぬかもらってくる予定です。
とぎ汁で良いなら、ぬか入り水つくってシェイクしてコーヒーフィルターで濾せば良いんじゃない?
まだ、研究の余地はありそうです。